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博多駅東2丁目に9階建てマンションを建設  福徳興産


完成は2021年秋予定

不動産賃貸業の福徳興産㈱(福岡市南区大橋2丁目、森山新樹社長)は、同市博多区博多駅東2丁目に9階建てマンションを建設している。今年12月着工予定で、完成は2021年秋を予定している。
場所は「中比恵公園」北東側。同所の「九州八重洲ビル」の老朽化により建て替えるもの。同所は博多コネクティッドのエリア対象外で、近隣に新規競合物件が増加しオフィス需要が変化すると見込んだことからマンションに業態転換した。今年8月から解体工事を開始している。建物は鉄筋コンクリート造り9階建てで、敷地面積は268㎡、建築面積は147㎡、延べ床面積は1109㎡。1階がエントランスと駐輪場で2階から9階が住居。間取りは2階が1LDK(約33㎡)とロフト(約11㎡)で3階~9階が1LDK(約33㎡)。1フロア3戸の総戸数24戸。家賃は約9万円〜を想定している。メインターゲットはビジネスマン。コロナ禍では厳しいが、将来的にインバウンド回復後はホテルとしての運用も視野に建築計画を立てているという。
森山社長は「同物件の近隣に別物件を所有しているが、そこでの単身入居が好調であることも決め手の1つになった」と話している。
同社は1961年3月設立。資本金1千万円。従業員数5人。

2020年10月13日発行