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博多駅東1丁目の複合オフィスビルにカフェなど入居 NTT都市開発と大成建設


週刊経済2022年6月21日発行

22年8月開業へ

NTT都市開発㈱(東京都千代田区、辻上広志社長)と大成建設㈱(同新宿区、相川善郎社長)が今年8月完成を目指して福岡市博多区博多駅東1丁目に建設している複合オフィスビル「博多イーストテラス」1階にノルウェー発のカフェFUGLEN(フグレン)とスモールオフィスが入居する。
フグレンは2012年に海外進出第一号店を東京・渋谷にオープン、現在首都圏でロースター(焙煎所)を含め4店舗を展開。運営は㈱フグレン東京(東京都)で、九州初出店となる。店舗面積は121㎡。
スモールオフィスは㈱NSFエンゲージメント(同)が運営。個別空調の完全個室とコラボレーションスペースに加え、情報発信用のスタジオも完備。フロア面積は360㎡で、内訳は個室21部屋、会議室2部屋、コラボレーションスペース24席。6月から入居募集を開始しており、個室の利用料金は月額税込み18万7千円。8月プレオープン、10月にグランドオープン予定。
同ビルはボーリング場の博多スターレーン跡地に建設しており、高容積緩和を受けられる再開発推進事業「博多コネクティッドボーナス」の認定第一号案件。敷地面積は4900㎡。建物は10階建てで、延べ床面積は2万9200㎡。ワンフロアの面積は680坪超で、博多駅周辺のオフィスビルとしては2016年完成のJRJPビル博多(同区博多駅中央街)以来の広さとなる。2〜10階がオフィスフロア。建物南側には周辺地域のにぎわいを創出する目的の広場、屋上には入居者用テラスを設置する。