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博多駅東のホテル内で空室利活用サービス tsumug
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週刊経済2021年3月2日発行
県内7拠点目
空室利活用サービスの㈱tsumug(福岡市中央区大名2丁目、牧田恵里社長)は2月16日、㈱エフ・ジェイホテルズ(同市博多区住吉1丁目、清原邦彦社長)が運営する「サンライフホテル2・3」(同区博多駅東1丁目)内の一部客室を活用した空室利活用サービスを開始した。県内7拠点目。
同社は、LINEを活用して施設の検索や予約、鍵の解錠、決済を一貫できる空室利活用サービス「TiNK(ティンク)」を展開。リモートワークが普及する中、自宅やカフェでは集中できないというビジネスマンのニーズに応え新たに開設した。1室1名利用の完全個室制で、同ホテルのシングルルーム3室が対象。サービス名は「TiNK Desk Solo」。ベッドなどの不要な家具は撤去し、4K解像度モニターや充電ケーブル、WEBカメラ、WEBマイクなどの設備を整えている。15分単位で使用でき、価格は149円から。8時から午後6時まで最大10時間利用できるDAY予約は2200円。時間帯に制限なく平日利用できる法人向け定額料金は月額3万3千円(すべて税込み)。
同社では「サンライフホテル2、3は博多駅から直結しているため利便性も良い。より多くの方に利用していただきたい」と話している。
同社は2015年12月設立。資本金1億円。