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博多駅東で改装中のホテルが3月1日開業 F・J ホテルズ
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館内に書物5000冊のライブラリー
ホテル業の㈱エフ・ジェイ ホテルズ(福岡市博多区住吉1丁目、清原邦彦社長)が改装を進めていた旧ハイアット リージェンシー 福岡(福岡市博多区博多駅東2丁目)の新施設「THE BASICS FUKUOKA(ザ・ベーシックス福岡)」の開業日が3月1日に決定した。
1993年7月開業の同施設は、ハイアット・インターナショナル・コーポレーションとの契約満了に伴い、ハイアットブランドから「プレミアム宿泊特化型」をテーマとするオリジナルブランドでの開業に転換。2019年5月末の閉館後、改装工事を進めきた。
名称は「基礎・基本を大切にしつつも、既成概念にとらわれない新たな発想でこれからのホテルを創造するという意味を込めている」(同社)。館内は約42mの吹き抜けが特徴の円形ロビーの円柱を利用し、高さ約8mの書架6本に約5000冊の書物を収納するライブラリーを設置。客室は全ての内装や水回りのリニューアルに加え、既存2室を合わせて1室にするなど、50㎡以上の客室を増やすことで、平均客室面積を約20%拡大しているほか、ゲスト専用ラウンジやフィットネスルームも新設した。テナントはホテル1階にカフェ「THE LOCAL」と美容サロン「TAYA」、オフィス棟1、2階には熊本市の㈱ソニックスポーツがバンケット・ウェディング施設を出店している。建物は地下1階、地上13階建てで客室数は238室。
2020年2月18日発行