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博多駅南1丁目にビジネスホテルを開業 東京都の東急ステイ


客室216室

東急不動産ホールディングスグループでホテル業の東急ステイ㈱(東京都渋谷区、清水竜太社長)は6月26日、福岡市博多区博多駅南1丁目に11階建てビジネスホテル「東急ステイ博多」を開業した。九州初進出。
「1泊でも、中・長期滞在でも快適な空間」の提供をコンセプトに、全室に洗濯乾燥機と電子レンジを完備し、一部客室にミニキッチンを設置した宿泊特化型ホテルで、東急ステイサービス㈱(東京都渋谷区、小先文三社長)が運営を担う。
場所は、九州新幹線高架沿いの麻生建築&デザイン専門学校の北隣。敷地面積は1395㎡で、延べ床面積6561㎡。1階はフロントとロビー、喫煙所などがあり、㈱庄屋フードシステム(長崎県佐世保市、大島寅彦社長)が運営する全59席の飲食店「おさかな倶楽部 雑魚屋」が入居している。2~11階は客室で、モデレート/コンフォートダブル(18㎡)が156室、レジデンシャルダブル(19㎡)が20室、レジデンシャルツイン(24㎡)が20室、デラックスツイン(24㎡)が19室と、ユニバーサル対応(24㎡)1室の計216室。通常料金は1泊1万9800円~3万3000円で、初年度は75~85%の客室稼働を見込んでいる。小先東急ステイサービス社長は「地域に愛される店舗を目指す」と話している。
東急ステイは6月1日現在、東京都18店舗、京都市1店舗、札幌市1店舗、2920室を展開。現在、福岡市中央区春吉3丁目に「東急ステイ福岡天神」を建設中で、来年2月の開業を予定している。

2018年7月3日発行