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博多駅前1丁目に8階建てホテル プレジデントハカタ


週刊経済2021年5月18日発行

客室数は14室

ホテル運営の㈱プレジデントハカタ(福岡市博多区博多駅前1丁目、友杉隆志社長)は4月15日、同区博多駅前1丁目に8階建てホテルをオープンした。福岡市内で3棟目となる。
旧ホテルサンフィールドの所有企業と賃貸借契約を締結し、ベッドや内線電話、防犯カメラを設置するなどして改装したもの。場所は博多駅北西側、通称「出来町通り」沿い「プレジデントホテル博多」の東2軒隣。名称は「プレジデントホテルアネックス」。敷地面積は129㎡、鉄筋コンクリート造で延べ床面積は550㎡。1階がロビーで、2階からは8階が客室。総客室数は14室で客室面積は全部屋30㎡。ソファーベッドを倒し3人まで宿泊できる「アネックスファミリーツイン」が10、キッチン、電子レンジ付きの「アネックスレジデンシャルツイン」が2、2段ベッドを2台備え付けた「アネックスファミリーフォース」が2。バストイレ別。ターゲットはファミリー層やグループ利用。料金は1人8千円から。フロント業務はプレジデントホテル博多に集約し、宿泊客からの要望は内線電話で受け付けるなど省人化と非接触運用の接客を取り入れた。
友杉社長は「スタイリッシュで機能的な内装で、全部屋ワイドタイプ。これまで主力ではなかった家族単位での旅行客にも客層を広げていきたい」と話している。  同社は1968年7月設立。資本金2400万円。決算期1月。従業員数40人。