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博多駅前4丁目にIT技術活用の宿泊施設 リクリエ


西日本で20年までに50棟目指す

ホテルの企画や民泊運営・管理代行業の㈱リクリエ(福岡市博多区博多駅前4丁目、中西孝行社長)は7月12日、同市博多区博多駅前4丁目にITを活用した宿泊施設の第14弾として「GRAND BASE HAKATATEI(グランドベース博多邸)」をオープンした。
場所は博多消防署前交差点北側。建物は重量鉄骨造りの2階建てで、延べ床面積は約150㎡。客室は2部屋で、共にワンルームタイプ。それぞれ最大4~5人収容可能。宿泊客は1階入口付近のフロントに設置されているタブレットで自動チェックインし、入室時はスマートロックに暗証番号の入力で開錠することができる。また、客室には高速無線Wi‐Fiや4カ国語対応のタブレット端末なども完備しており、インバウンド層に人気の大人数にも対応できる宿泊施設となっている。
同社は2016年2月設立。資本金2000万円、従業員18人。宿泊施設・民泊物件のサイト「Airbnb」の運用代行をはじめ、ホテルの企画やIT技術を駆使した無人宿泊施設の全国展開を目指している。2017年7月には積水ハウスと「最先端のIT技術を駆使した宿泊施設」に関する包括業務提携を締結し、これまで県内に10棟、唐津市に1棟、大分県に1棟、佐世保市に1棟オープン。20年内に西日本エリアでIT活用の宿泊施設・スマートホテルを全国50棟展開する計画を立てている。

2019年8月6日発行