NEWS

博多駅前4丁目に共同開発のオフィスビルが完成 福岡酸素


週刊経済2021年8月31日発行

本社機能の一部も移転

各種高圧ガス製造販売の福岡酸素㈱(久留米市東町、福田寛一社長)は、鹿島建設㈱(東京都港区、天野裕正社長)と共同開発していた福岡市博多区博多駅前4丁目の賃貸オフィスビルが完成し、9月6日から業務を開始する。
場所は通称「東住吉通り」、八百治博多ホテル南側の9階建てビル「博多コネクタ」。1階と2階の一部に入り、3階以上はカード会社が入居する。福岡酸素はもともと同所に福岡支社を置いていたがビル建て替えに伴い、同エリア内の奥村第3ビル5階に一時事務所を移転。新築オフィスにより、本社機能の一部も同所に置く。1階が福岡支社で共用の大会議室含め約400㎡。従業員は約20人。2階を福岡本社とし、フロア面積約680㎡、従業員数は約40人。本社の業務開始は9月21日から。福田社長は「10月から久留米本社も全面改装に着手し、本社は久留米営業所に一時移転する。来年春完成を予定しており、社内環境を整備し、業務効率化を図っていく」と話している。
「博多コネクタ」は敷地面積約1100㎡、9階建て延べ床面積約6500㎡。昨年3月着工し、今年6月30日竣工。