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博多駅前4丁目にビジネスホテルオープン 静岡鉄道


全182室、8月27日開業

静岡鉄道㈱(静岡市、今田智久社長)は8月27日、福岡市博多区博多駅前4丁目にビジネスホテル「静鉄ホテルプレジオ博多駅前」をオープンする。同ブランドでは静岡県内に3店舗を展開しており、県外での開業は同店が初めて。
場所は博多消防署東側、博多駅博多口から徒歩6分。建物は14階建てで、1階が平面駐車場とエントランス、2階はフロントと朝食会場、3階から14階が客室。客室はシングル(15・3㎡~16・2㎡)158室、ツイン(16・1㎡~23・5㎡)23室、ユニバーサルルーム1室の全182室で構成し、宿泊特化型の「アッパーミドル」クラスで、客室にはシモンズ社と共同開発のオリジナルベッドを採用。一部客室には洗い場付きのバスルームを設けるほか、柱や出っ張りをなくした「アウトフレーム構造」とする。
建物は免震構造とし、防災備品も備えるなど防災対策を講じる。客室平均単価は、シングル・ツインを含めて約9000円。ビジネス利用のほかレジャー、インバウンド利用も見込み、初年度の稼働率は70%を目指す。予約受付は4月16日から開始している。同社では「ビジネスのお客さまに加え、レジャーや観光利用のお客さまにもくつろいでいただける快適な空間を提供する」と話している。
今後は、19年春頃に同ブランドの5号店を京都市中京区に出店予定。ビジネスホテル事業を成長事業として位置付けており、23年度までに10棟・1500室体制の構築を目指している。

2018年5月8日発行