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博多駅前3丁目に208室のカプセルホテル  東京のナインアワーズ


同社初の非対面システム導入

カプセルホテル等の運営、コンサルティング事業の㈱ナインアワーズ(東京都千代田区、油井啓祐代表取締役ファウンダー/松井隆浩代表取締役CEO)は9月14日、福岡市博多区博多駅前3丁目にカプセルホテル「ナインアワーズ博多駅」をオープンした。市内では「ナインアワーズ中洲川端駅」に続く2店舗目、全国では17店舗目。
場所は末広通り沿い、ローソン博多駅明治公園店そば。建物は9階建て、延べ床面積約1814㎡。客室とロッカー、シャワールームはフロアごとに男性・女性用に分かれており、総客室数は208室。同社初の「スマートチェックインシステム」を導入し、非対面でチェックイン・チェックアウトが可能。決済はキャッシュレスのみで、クレジットカードや電子マネー、QR決済に対応する。感染症対策ではサーモカメラによる検温のほか、通常の清掃に加えて除菌・消毒、カプセル内のUV照射などを実施している。宿泊料金は4900円から。午後2時~同9時までの間に限り短時間利用も可能で、料金は最初の1時間が1千円、以降1時間ごとに400円。700円でシャワーのみの利用もできる(すべて税込み)。稼働率は8割~9割を見込む。
同社ホテル運営部統轄の渡邊保之取締役は「ニューノーマル時代に求められる安心・安全のため、非対面のシステムを徹底した。お客さまや従業員の感染リスク低減とともに、スタッフの業務を効率化できる分、衛生対策に力を入れていく」と話している。

2020年9月23日発行