博多駅前３丁目で１１階建てテナントビル着工　東京のビーロット

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週刊経済2021年5月11日発行

来年夏に完成予定

東証一部上場の不動産金融コンサルティング業、㈱ビーロット（東京都港区新橋１丁目、宮内誠社長）は４月２２日、福岡市博多区博多駅前３丁目で自社企画の１１階建てテナントビル建設を着工した。来年夏に完成予定。
博多駅周辺でのテナント需要を見込むもの。場所は「東林寺」北側。月極駐車場だった土地を取得し建設。敷地面積は約１７３㎡。鉄筋コンクリート造り１１階建てで延べ床面積は約９２８㎡。１階から１１階まで１フロア１社のみ入居できる。賃料は未定。同社では「１フロア約８０㎡と博多駅周辺ではコンパクトな設計。テレワーク化でオフィスを縮小移転する企業のニーズにもマッチできれば」と話している。
同社は２００８年１０月設立。資本金１０億５６００万円。２０年１２月期売上高は２６４億８１００万円。従業員５０人。東京、大阪、名古屋、北海道、福岡に拠点を置く。福岡支社（福岡市中央区赤坂１丁目、江﨑憲太郎支社長）は１３年９月開設。