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博多駅前2丁目の商工会議所ビルに移転 ジェトロ福岡貿易情報センター


福商などと共同相談窓口開設

独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)福岡貿易情報センター(福岡市中央区天神1丁目、山岡寛和所長)は7月2日、同市博多区博多駅前2丁目の福岡商工会議所ビル7階に移転した。
入居していた福岡ビルの再開発に伴う移転。これを機に福岡商工会議所(以下福商)など4団体と連携し、ワンストップ海外展開相談窓⼝を開設し、地場企業の海外支援を強化する。同センターの床面積は約117㎡。スタッフは9人。山岡寛和所長は「共同の相談窓口開設で輸出や海外進出に関心の高い企業に対して従来以上に効率よく質の高いサービスを提供していきたい」と話している。
日本貿易振興機構は日本貿易振興会を引き継ぎ2003年10月設立。福岡貿易情報センターの事業内容は、対日投資支援や農林水産物食品の輸出促進、中堅中小企業の海外展開支援など。山岡所長は1961年4月20日生まれの57歳。1984年4月入構。ミラノ事務所、アトランタ事務所長、人事課長、ハノイ事務所長、進出企業支援・知的財産部長、ヤンゴン事務所長を歴任後、今年1月から現職。
福岡ワンストップ海外展開相談窓口は同センターや福商のほか、福岡アジアビジネスセンター(福商ビル8階)、公益社団法人福岡貿易会(同7階)、独立行政法人中小企業基盤整備機構九州本部(博多区祇園町)の5団体で構成する福岡ワンストップ海外展開推進協議会が運営。九州に所在する企業を対象に、海外への事業展開や販路開拓、貿易実務、人材育成など、それぞれが強みとするノウハウを持ち寄り、総合的なメニューを作成し、支援する。

2018年7月10日発行