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博多駅前2丁目に自社ビル建設を構想 オンリード


異業種展開に意欲

ボイストレーニングやボーカル養成のスクール「オンリード ミュージックアカデミー」を運営するオンリード㈱(福岡市博多区博多駅前2丁目、宇都宮充社長)は2、3年後の完成をめどに博多駅前2丁目に自社ビル建設を計画している。
同社は今年8月に本社・教室を移転したばかりだが、さらなる規模拡大を見据え構想するもの。土地は現在探している段階で5、6階建てビルの建設を予定。ビル内は練習スタジオやレコーディングブース、フィットネスジム、事務室などを設け、ビル内にカフェも設置し、今後展開していく農業分野の事業で育てた無農薬の野菜等をメニューに使用するなど自社で食材をまかなう方針。レコーディング環境に特化した薬院校(中央区清川1丁目)も自社ビルに統合する予定。
「5~10年以内に、リゾート事業として宮古島で8部屋のプール付きホテルの建設を考えている。人との信頼感を大切にしながら癒しの空間を創っていきたい。ほかにもキッズ事業の展開を予定している」と話している。
同社は2012年8月設立、資本金300万円。従業員は15人。同アカデミーはゴスペル養成・ギタートレーニング・インストラクター養成・楽曲制作・イベント計画なども手掛ける。現在の生徒数は180人。19年8月期の売上高は4000万円を見込んでいる。宇都宮社長は大分市出身。1981年6月13日生まれの38歳。九州産業大学付属九州産業高校卒。趣味は旅行。

2019年10月1日発行