NEWS

  • 地域

博多駅前2丁目に福岡営業所開設  東京都の日本M&Aセンター    全国5カ所目の拠点


 東証1部上場のM&A仲介会社、株式会社日本M&Aセンター(東京都千代田区、三宅卓社長)は4月1日、福岡市博多区博多駅前2丁目に福岡営業所を開設する。
 これまで九州地区は駐在員1人を配置し、大阪支社からの出張ベースでの対応だったが、関東、関西、中京圏に次ぐ国内第4の経済圏であり、同社の提携先である地方銀行や信用金庫、会計事務所などが一定数あり、M&Aの受託数も近年順調に増加していることから、全国5カ所目の営業拠点として開設するもの。場所はJR博多駅博多口の真ん前に建つ福岡センタービル9階。福岡営業所には鈴木康之所長(現本社事業法人第2部長)はじめ7~8人の専担者を配置し、地域に密着した顧客サービスの強化と一層の事業拡大を図る。
 鈴木所長は千葉県佐倉市出身、1975年10月14日生まれの40歳。明治大学商学部卒。損保会社を経て、2008年1月日本M&Aセンター入社。10年に札幌営業所長、13年から本社事業法人第2部長を務めている。趣味はゴルフ、テニス、子どもと遊ぶこと。鈴木所長は「昨年7月に九州全7県8都市で開催したM&Aセミナーでは各会場とも100人を超す計1500人に申込みいただき、当社のM&Aサービスに対する潜在需要の大きさを感じた。福岡・九州に密着した展開でその期待に応えていきたい」と話している。
 同社は1991年4月設立。資本金10億円。中堅・中小企業に特化したM&A仲介会社で、全国の約650の会計事務所や約300の地域金融機関、そのほか商工会議所やベンチャーキャピタル、証券会社などと提携しし、国内最大級のM&A情報ネットワークを構築している。