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博多駅前14階建てホテルを売却 大阪のサムティ


売却額60億円以上

総合不動産デベロッパーのサムティ㈱(大阪市、江口和志社長)は8月31日、今年3月に開業した14階建てビジネスホテル「エスペリアホテル博多」(福岡市博多区博多駅前2丁目)を大和証券グループが出資する特別目的会社に売却した。
売却先は大和証券グループの子会社である特別目的会社大和PIパートナーズ㈱(東京都千代田、荒木秀輝社長)が出資する合同会社博多ホテルマネジメント。売却額は非公開だが、2017年11月期連結売上高の10%に相当する額以上と同社では発表しており、売却額は60億円以上、売却益は8億円以上となる。
同ホテルはホテル日航西側のヤマハ九州ビル跡地に建設され、今年3月に開業。敷地面積は約991㎡。14階建てで、延べ床面積は6400㎡。客室数は287室。同社では20年11月までの中期経営計画で、ホテル事業全体で530億円、うち九州地区には110億円の投資を計画しており、第一弾のホテル案件だった。

2018年9月11日発行