NEWS

  • 地域

博多駅前1丁目に13階建てビジネスホテル  東急ホテルズ株式会社    8月オープン


 東急電鉄グループの株式会社東急ホテルズ(東京都渋谷区、犬飼徳比児社長)は、福岡市博多区博多駅前1丁目に13階建てビジネスホテル「ホテル東急ビズフォート博多」を建設している。8月にオープンする。
 場所は、大博通り沿いの博多新三井ビル北向かい側。敷地面積は約860平方m。鉄骨造り13階建てで、延べ床面積は約6100平方m。総事業費は非公表。1階がフロントと宿泊者専用ラウンジ、2階から13階までを客室で構成している。客室数は204室で、うち女性専用のレディースルームを17室、禁煙ルームを127室設けている。1部屋当たりの面積はシングルが約18平方m、ツインが24・3平方mと27・5平方mにそれぞれ設定した。価格は、正規料金でシングル1万2000円から2万3000円まで、ツインが1万6500円から2万5000円に設定している。4月1日からインターネットでの予約を開始する。
 「ホテル東急ビズフォート」は、東急ホテルズが30代~40代前半のビジネス層を対象に、宴会場やレストランなどの付帯設備を持たない新ブランドのビジネスホテルとして国内30カ所に出店を計画している。6月20日の那覇、7月17日の神戸に次ぎ国内3番目のオープンとなる。同社開業準備室(東京)では「団塊ジュニアといわれる30~40代のビジネス客を対象に『宿泊主体型』のビジネスホテルとしてオープンする。2011年春の九州新幹線と新博多駅ビルの同時開業を2年後に控えており、潜在的に高い需要を期待している」と話している。