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博多駅前1丁目に10階建てオフィスビル 東京のMIRARTHホールディングス
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週刊経済2023年4月18日発行
完成後は自社リートに売却へ
不動産総合デベロッパーのタカラレーベンなどを傘下に置く、MIRARTHホールディングス㈱(東京都千代田区丸の内、島田和一社長)は、福岡市博多区博多駅前1丁目にオフィスビルを建設している。今年2月に着工し、完成は来年3月の予定。総事業費は非公表。
2018年に立ち上げた中規模オフィスビルシリーズ「L.Biz(エルビズ)」の新棟。大規模オフィスビルとはマーケットの異なるコンパクトビルで、基準階面積は30~70坪ほどに設定している。また、開発エリアは都心部エリアで展開し、福岡での開発実績は1月に竣工した「L.Biz呉服町」がある。
場所は商工会議所入口交差点北側。10階建てで敷地面積194㎡、延べ床面積は1236㎡。完成後はタカラレーベン不動産投資法人への売却を予定している。また、テナントのリーシングは自前で手掛ける方針。MIRARTHホールディングスでは「福岡市都心部の再開発事業を背景に、エリアの発展に寄与できるものとして開発に至った。今後はオフィスビルのみならず、共同住宅や商業・物流施設といった広範囲にわたるアセット型の開発案件を手掛けていきたい」と話している。