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博多駅前新ホテル内のもつ鍋店でランチ営業 楽天地


初年度売上高目標2400万円

もつ鍋専門店を展開する㈲楽天地(福岡市中央区天神1丁目、水谷寿社長)は同市博多区博多駅前2丁目に9月オープンしたJR九州グループの新ホテル「ザブラッサム博多プレミア」2階のもつ鍋店「もつ鍋二代目楽天地」でランチ営業を開始した。
同店はもつ鍋専門店「楽天地」より特選佐賀牛もつ鍋コースを提供するなどワンランク上の新業態店として出店。オープン以来「いつでも名物料理を提供したい」(水谷社長)という思いから営業時間を拡大するとともに1人客のニーズにも応え、同社初のメニューとなるもつ牛どんぶりの提供をスタートする。
今回新発売するもつ牛どんぶりの価格は890円。この他にはドリンク付きのもつ鍋セット「博多最高の思い出ランチ」(価格1480円)があり、JR九州ファームのブランド卵「うちのたまご」も一緒に提供する。ランチ時は11時半から営業し、スタッフ3人ほどを配置。営業時間は11時半からそのまま通常の夜の営業に入る。ランチ営業の年間売上高は2400万円を、同店の全体では1億円を目指す。
水谷社長は「もつ鍋のにんにくは糸島産の無臭にんにくを使用している。ホテルの宿泊客などを中心に昼の時間帯にも、もつ鍋を楽しんでもらいたい」と話している。
同社は1977年創業、84年設立。資本金1000万円。従業員105人(アルバイト等含む)。もつ鍋「楽天地」を福岡市内に8店舗、ベトナムと韓国に各1店舗展開。2019年2月期の売上高は6億9000万円。
水谷社長は福岡市博多区出身。1970年7月16日生まれの49歳。西南学院大学経済学部卒。福岡銀行勤務を経て2004年に同社入社。14年に営業本部長を経て今年3月社長就任。趣味は読書。

2019年11月12日発行