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博多駅中央街4丁目に鴨料理店を出店 東京のリアルテイスト


九州初のブランド店

飲食店経営などを手掛ける㈱リアルテイスト(東京都港区浜松町1丁目、路次徹夫社長)は4月9日、福岡市博多区博多駅中央街4丁目に鴨料理店「鴨すき鴨しゃぶ なかもぐろ」をオープンした。同ブランドは東京の上目黒、麻布十番に次ぐ3店目。
場所は「オリエンタルホテル福岡 博多ステーション」の地下1階。フロア面積は175㎡。席数は96席。同店は同社が契約する山形県の農家と生産する「最上鴨」(もがみがも)を使った専門店。メニューは鴨鍋料理として「鴨しゃぶ」、「鴨すき焼き」、「やき鴨」、「牛もつ鍋」を主力に提供。料金は牛もつ鍋は1人前1500円で、そのほか3種は同2500円。鴨しゃぶと鴨すき焼きはコースを用意し、1人前3500円で提供する。また、サイドメニューとつまみを15種や「鴨うどん」を1杯1500円で用意。アルコール類はビール、焼酎、ワインなど約50種で、地元福岡の日本酒「三井の寿」(1杯580円)などもそろえている。ランチも提供しており、「鴨しゃぶ御膳」(2480円)や、鴨うどんセットの定食を3種用意している。客単価は5000円。営業時間は午前11時30分から午後11時30分まで。ランチタイムは午後4時まで。従業員は17人(アルバイト・パート含む)。
同社は「幅広い年齢層の大人がゆっくりと鴨を楽しめる空間、メニューを準備している。ビジネス街の中心地での出店なので、特にランチ帯は女性客の集客を目指していく。もつ鍋、水炊きなど鍋文化が盛んな美食の街で鴨鍋を新たなトレンドにしたい」と話している。
同社は2006年3月設立。資本金1000万円。従業員約120人。串カツ店「串亭」など4ブランド、15店舗を運営している。昨年12月からは飲食店「塚田農場」などを展開する飲食業の㈱エー・ピーカンパニー(東京都港区芝大門2丁目、米山久社長)の子会社となっている。

2019年5月1.8日合併号