博多駅中央街に九州支社開設　東京のＬａｙｅｒＸ

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週刊経済2023年4月25日発行

経費精算サービスなどの営業展開

法人支出管理サービスを提供する㈱ＬａｙｅｒＸ（東京都中央区日本橋堀留町、福島良典社長）は４月１日、福岡市博多区博多駅中央街に九州支社を開設した。
今後は九州の会計事務所と連携を図り、現在導入社数が延べ４千社を見込む稟議など申請や経費精算サービスの「バクラク」シリーズの営業展開していく。現在の九州におけるサービス利用率１０％程度から、２０％への引き上げを目指す。場所は商業施設・アミュプラザ博多の地下１階、「ＣＯ-ＷＯＲＫＩＮＧ アンド ＣＯ-ＬＥＡＲＮＩＮＧ ＳＰＡＣＥ「Ｑ」内。また、勤務体系がリモートワークのため、支社のスタッフは九州内に点在している。同時に現地採用を進める方針で、２年後をめどに営業人員を中心に２０～３０人体制へと拡充する。本社の牧迫執行役員は「当社の調べでは九州の企業ですでにクラウドサービスを使っている会社も多く、当社のサービスも受け入れられるのではないかと分析している」と話している。
同社は国際金融機能誘致 ＴＥＡＭ ＦＵＫＵＯＫＡが重点誘致対象業種とするＦｉｎＴｅｃｈ企業。２０１８年８月設立。代表を務める東証一部上場・ニュース配信アプリの㈱Ｇｕｎｏｓｙ（グノシー）の創業者。このほど、プロサッカーＪ１リーグのアビスパ福岡㈱（同市東区香椎浜ふ頭１丁目、川森敬史社長）のオフィシャルＤＸパートナーとなった。