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博多織の新作審査会で最高賞獲得 はかた匠工芸
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「内閣総理大臣賞」
博多織を製造、販売する㈱はかた匠工芸(大野城市仲畑2丁目、藤永新一社長)は5月15日、博多織の新作審査会「第62回新作博多織展」で最高賞の「内閣総理大臣賞」を受賞した。
同審査会は、博多織の魅力を県外に発信していこうと福岡市が毎年、東京都内で実施しているもので、今年は日本橋三越本店で開催された。総出品数140作品の中からトップに選ばれ、同月22日までは日本橋三越本店、その後、6月6日から同12日までは福岡市の博多大丸で展示される。
作品名は「手織 弥三右衛門間道(やざえもんかんどう)」。格子柄と、伝統的な博多織の柄である献上柄を、帯の裏と表にデザインした。色は淡いピンク色で、幅広い世代に似合う点などが評価された。同社では「博多織の誕生から今年で777年。今後もさまざまな作品づくりに力を入れていきたい」と話している。
同社は2007年3月設立。資本金は1億885万円で、親会社の日本和装ホールディングスが100%出資している。14年7月に東証・東京プロマーケットに上場。17年12月期売上高は12億4100万円。
2018年5月29日発行