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博多祗園山笠のVRをRKBと共同制作 NTTドコモ九州支社
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福岡市内で一般公開
㈱NTTドコモ九州支社(福岡市中央区渡辺通2丁目、髙木一裕常務執行役員支社長)はこのほど、福岡市の委託事業である「博多祗園山笠バーチャル リアリティ映像」(山笠VR)をRKB毎日放送㈱(同市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)と共同制作した。福岡市は2月1日から福岡市観光案内所などで一般公開を始めた。
770年の歴史を持ち、2016年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された「博多祗園 山笠」の模様を360度撮影可能なカメラで収録し、初めてVR化したもので、通常では体験できない一番山笠台上がりの視点から、山笠の迫力と臨場感あるVR体験が可能となった。展示場所は福岡市観光案内所のほか、「博多町屋」ふるさと館、福岡アジア美術館、福岡空港国際観光案内など。
今後、福岡市は海外プロモーションなどに山笠VRを活用し、新たな切り口で博多祇園山笠を国内外に発信していく。
NTTドコモは昨年、宗像市と宗像大社から特別許可を受けてドローンにカメラを装着し「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群のうち、沖ノ島の全貌を360度の映像で収録。世界文化遺産登録された沖ノ島を題材にした8K×VR(仮想現実)映像を制作。宗像大社や同市内の公共施設などで公開している。
2018年2月20日発行