博多港と敦賀港を結ぶ２船目のＲＯＲＯ船を投入　東京の近海郵船

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週６便の海上輸送サービスを提供

内航船社の近海郵船㈱（東京都港区芝大門１丁目、田島哲明社長）は７月１日、博多港と福井県・敦賀港を結ぶＲＯＲＯ船の日本海側定期航路の２船目「とかち」のデイリー運航を開始した。
同社は今年４月、１３年ぶりに日本海側で九州と本州を結ぶ定期航路を開設し、自社ＲＯＲＯ船「なのつ」を日曜除いたデイリー運航を開始。近年のトラックドライバー不足対策や輸送方法増加による利便性向上、非常災害時の代替輸送ルートでの活用、関西、中京、北陸、北海道など主要都市エリアへのアクセス機能の向上を目的に１隻・週３便体制でスタートした。今回「とかち」（同じく週３便）が投入されることで、週６便に輸送サービスを拡大することになる。
新たに投入される「とかち」は全長１６７・７ｍで総トン数は９８５８ｔ。シャーシ１２０台と乗用車１００台を集積できる。博多港を午後１０時に出港すると、翌日午後５時に敦賀港に到着する。同社は「今後もトラック輸送から海上輸送へのモーダルシフトを促進していく」と話している。

2019年7月9日発行