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博多区須崎に9階建てホテル 大阪のサムティホテルマネジメント


週刊経済2021年8月10日発行

福岡県内の直営は初

ホテル運営のサムティホテルマネジメント㈱(大阪市中央区、寺内孝春社長)は8月2日、福岡市博多区須崎町にホテルをオープンした。福岡県内の直営は初。
中洲エリアの観光客の取り込みを図る。名称は「エスペリアホテル福岡中洲」。場所は博多座北西側。敷地面積は448㎡で鉄筋コンクリート造9階建て。延べ床面積は2976㎡。客室は3~9階で、ダブル(18㎡~19㎡)、ツイン(18㎡~19㎡)、スーペリアツイン(26㎡)、プレミアムツイン(26㎡~28㎡)など、4タイプ全87室で構成する。宿泊料金は1万円前後から。また1階には7月30日にリニューアルオープンした石村萬盛堂本店が入り、2階はフロントロビーとビュッフェレストランのほか、博多人形や博多水引、博多はじきなどの伝統工芸品展示スペースを設けた。さらに客室や廊下に博多織、エレベーターホールにも博多祇園山笠の装飾を施すなど博多らしさを感じる装飾にこだわった。スタッフは池田泰弘支配人含む12人。
三苫渉開業準備室担当は「今後は石村萬盛堂とのコラボレーションによるプランを打ち出していきたい」と話している。