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博多区綱場町に抗原・抗体検査センター SAKAZUKI


週刊経済2021年10月26日発行

初年度は1万人の利用見込む

飲食事業などの㈱SAKAZUKI(八女市本町、田中洋行社長)は10月8日、福岡市博多区綱場町に新型コロナウイルスの抗原・抗体検査センターをオープンした。
検査機器の販売・リースを手掛ける㈱アナライザー(東京都豊島区西池袋3丁目、石川浩史社長)のFC加盟店で、店名は「新型コロナ抗原・抗体検査センター博多店」。場所は「蔵本」交差点南東側、「呉服町ランプサイドパーキング」1階。店舗面積は約10㎡。抗原検査、抗体検査、中和抗体検査に対応。抗原検査(3300円)は病原体を見つける検査で、PCR検査に比べて精度は劣るが、結果が出るまでの時間が短いのが特徴。抗体検査(同)は過去にウイルスに感染していたかどうかを調べる。中和抗体検査(5500円)は、今後の感染を防ぐための抗体が十分量あるかどうかを調べる。初年度は約1万人の利用を見込む。営業時間は午前10時~午後9時。スタッフは常時2人。田中社長は「市販の検査キットもあるが、当センターでは結果が数値化されるので、信ぴょう性が高い。企業への出張検査にも対応していく方針」と話している。
田中社長は八女市出身。1985年5月5日生まれの36歳。八女市立南中学校卒。趣味は格闘技、ゴルフ。
同社は2016年4月設立。資本金500万円。21年3月期売上高は約6千万円。従業員5人。