博多区祇園町の福岡支店を九州支店に改称　東京のジェイック

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週刊経済2021年6月15日発行

各県専任の人員配置も検討

企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を手掛ける㈱ジェイック（東京都千代田区、佐藤剛志社長）は５月１日付で、福岡市博多区祇園町の福岡支店を九州支店に改称した。
従来の対面型による就職支援に加え、現在はコロナ禍に対応したオンライン形式での支援ニーズにも応えており、商圏を福岡市内中心から九州全域に拡大。事業エリアにあわせて支店名を変更した。今後は東京本社など県外資本が九州内に新規で九州支店の開設による研修事業や就職支援事業のニーズを取り込む。このほか、九州地区での認知度向上を目的に、インターネット広告の一種であるリスティング広告に力を注ぐほか、同地区における各県専任のスタッフの人員配置を検討するなど、営業基盤の構築に努めていく。九州支店への改称に関して、同社では「オフラインとオンラインを併用した業務に取り組む。これまでと同様に２０歳代から３０歳代フリーター層の就職支援を手掛けていきたい」と話している。同支店のスタッフは８人。
同社は１９９１年３月。資本金２億５２８２万円（昨年１月末現在）。従業員２６５人（同）。