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博多区板付5丁目に本社事務所を移転   オーワメディカル    来年1月末


 韓国の医療機器メーカー・株式会社ジャンウォンメディカル(韓国慶山市)の日本法人で体成分分析器、全自動血圧計などを輸入販売する株式会社オーワメディカル(福岡市南区大橋2丁目、李範泰社長)は、来年1月末、本社を同市博多区板付5丁目の同社工場内に移転する。
 同社は、これまで医療機器を韓国の工場から輸入していたが、医療機器需要増に伴い、今年11月、同地に新工場を建設。工場稼動の業務効率を図る目的で新工場内に事務所を設け、来年1月末までに移転するもの。場所は旧国道3号沿いホンダプリモ横。新工場の敷地面積は約776平方m、建築面積は約1,000平方m。本社事務所は約165平方mで現在の5倍の広さとなる。スタッフは10人体制でスタートし、来年12月までには25人まで増員する計画。李社長は「福岡に設立した当初から生産拠点をつくることを計画していたが、ようやく実現に至った。さらに新事務所で、社員の意識を高めていくとともに、当社製品の研究、開発までを手掛けていきたい」と話している。
 同社は2001年10月設立、資本金2億2,250万円(07年9月末)、売上高3億5,000万円。株式会社ジャウォンメディカルは資本金32億ウォン、従業員115人、2,000年6月韓国店頭株式市場「KOSDAQ」に上場している。
 李社長は韓国ソウル出身、1956年6月10日生まれの51歳、趣味は旅行。