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博多区東那珂1丁目に2万8,000平方mのSC計画   東京都のモリモト   07年末開業目指す


 マンションデベロッパーの株式会社モリモト(東京都渋谷区恵比寿南3丁目、森本浩義社長)は、福岡市博多区東那珂1丁目にショッピングセンター(以下SC)を計画している。9月27日に土地を取得、所有権移転登記が完了したため、2007年末もしくは08年春の開業を目指す。
 これは大和ハウス工業株式会社(大阪市北区梅田、村上健治社長)と提携して進めているもので、施設名称は「(仮称)QIZ博多リバーモール」。
計画では場所は筑紫通り那珂交差点近く、那珂大橋隣で、敷地面積約2万平方m、建物は2階建て(一部3階)、延べ床面積約2万8,000平方mを予定している。駐車台数が約600台、駐輪台数が約300台になる予定で、その他総工費など詳細は未定。
 スーパーマーケットを核テナントに、物販、飲食、サービス店舗など50テナントを予定。ターゲットはニューファミリー層(20代~30代前半の若い夫婦+子供の家庭)で、年間来場者330万人を見込み、施設全体の年間売上計画は100億円を目指す。
 プロジェクトを統括する大和ハウス工業株式会社の岡林弘治課長は「隣接する御笠川との調和を考慮し、『ロハス』をテーマに開発していく。最近のSCは全国チェーンのテナントが多く、どのSCも顔ぶれが同じだが、博多リバーモールは地域性を出すため、地元企業に多数出店していただきたい」と話している。今後入居テナントを募集していく予定で、問い合わせは同社福岡流通店舗営業所大型商業施設推進チームまで。
 モリモトは1983年7月設立、資本金8億9,040万円。従業員数280人。都内、神奈川県を中心に新築分譲マンションを供給し、近年では全国的な賃貸不動産開発事業を行っている。また今後も大和ハウス工業と共同で全国的にSC開発を展開していく。