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博多区月隈に団体向け物販・飲食施設が8月開業  はねや    「福岡観光会館はかた」を移転


 辛子明太子製造販売の株式会社ふく富(福岡市博多区半道橋2丁目、平田充社長)の関連会社で、食品販売・店舗運営の株式会社はねや(同区西月隈5丁目、同社長)は8月20日、博多区月隈6丁目に団体客向け物販・飲食施設を開業する。
 本社所在地で運営している「福岡観光会館はかた」の代替で、跡地は賃貸物件として活用する。新店舗の名称は「博多はねや総本家」で場所は県道24号福岡東環状沿い。月隈会館隣の商業テナントビル跡地4610平方mを賃借し、一部2階建て延べ床面積2200平方mの店舗棟を建設している。内部には総席数346席の和食店と売店、辛子明太子製造工場を設け、工場は製造工程の一部を見学でき、手作り体験も可能。飲食は団体客を中心に予約専用とする。平田社長は「観光会館はかたの老朽化、団体客の小グループ化に対応する目的。客単価は現在の1割アップほどを想定している。一般の和食店よりも原価率を高く設定したお得なメニューを揃えているので、観光客だけでなく、予約は要るが地元客にも利用してもらいたい」と話している。
 はねやは1997年11月設立、資本金は8000万円、従業員は70人、観光会館はかたのほか、福岡タワー1階の「博多傳や」などを運営している。