博多区春吉３丁目の中洲店をリニューアル　やまやコミュニケーションズ

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観光客取り込む

明太子製造販売の㈱やまやコミュニケーションズ（福岡市東区松島５丁目、山本正秀社長）は１１月１０日、中洲店（同市博多区春吉３丁目）をリニューアルオープンした。
辛子明太子を販売する物販店として１９８６年にオープンした店舗を改装し、明太子から派生した菓子や調味料など土産品を取り扱うほか、新商品の情報発信の拠点として運営する。店舗名は「ＹＡＭＡＹＡ ＢＡＳＥ ＮＡＫＡＳＵ ２３１２」。店舗面積は約３０㎡。メーンターゲットである女性層や外国人観光客向けに明るい内装を施し、ロゴやイートインカウンターなどの撮影スポットを設置。ＳＮＳを使ったマーケティングを今後実施していく。販売する商品は原料のたらこを漬ける調味液「やまや醤（じゃん）」のほか、「やまや醤せんべい」、「やまや醤しっとりおかき」などの新商品。イートインカウンターでは、オリジナルソフトクリームや「博多めんたいフランス」を提供する。同社では「今までの商品や食べ方にとらわれない、新しくて楽しい明太子のあり方を提供していきたい」と話している。
同社は１９７４年７月創業。資本金１４億円（資本準備金含む）。従業員２７８人。２０１７年８月期の連結売上高は１８２億円。

2018年11月20日発行