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博多区役所の新庁舎を着工  福岡市


藤田公園との一体整備へ

福岡市(高島宗一郎市長)は8月29日、藤田公園内(博多区博多駅前2丁目)に建設する博多区役所の新庁舎を着工した。
約50年を経た現博多区役所の老朽化に伴うもので、隣接する藤田公園内に新庁舎を建てる。敷地面積は2480㎡で、10階建て延べ床面積1万5224㎡。1階から8階が区役所や保健福祉センターとなり、9階と10階は福岡市関連事務所等の受け入れを検討している。また、1、2階はイベント開催や避難場所として使用できる吹き抜け広場やカフェを設けるという。2022年5月に開庁し、同年6月に現庁舎の解体工事と立体駐車場の建て替え工事が実施される。現庁舎と、庁舎内にある都市再生機構の賃貸住宅は、解体工事を経て新たな公園に整備され、25年1月に「新藤田公園」として全面供用する計画。受注者は大成建設㈱(東京都、相川義郎社長)・西日本技術開発㈱(福岡市中央区、中村明社長)・㈱三和興業(福岡市東区千早2丁目、大山哲寿社長)グループの3社。
8月29日に開かれた安全祈願祭では宮島哲瑞博多区長や加藤雅章大成建設九州支店営業統括部長らが出席し、工事の安全等を祈願した。

2020年9月8日発行