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博多区店屋町に9階建てホテル開業 グレートモーニング
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総事業費7億円
アニーグループでホテル運営のグレートモーニング㈱(福岡市博多区店屋町、二枝たかはる社長)は11月23日、博多区店屋町にホテルをオープンした。総事業費は7億円。
アニーグループ初のホテル開発事業で、同町の旧本社跡地に建設していたもの。同グループで空調システム開発のKFT㈱が開発した冷暖房システム「光冷暖」をホテルに導入した。当初は8月下旬に開業予定だったが、ホテル内に設置予定だった家具の製造会社が7月の西日本豪雨で被災したことを受け、開業を延期していた。名称は「ホテル グレートモーニング」。場所は冷泉公園通り、冷泉公園交差点の東側。建物はRC造り9階建てで、敷地面積は313㎡、延べ床面積は1241㎡。客室はデラックスツイン(27㎡)が12室、デラックスダブル(27㎡)が8室、スイート(60㎡)が4室、プレミアムスイート(130㎡)が1室。宿泊料金は1泊2万8000円から30万円。同社は今後10年間で、フランチャイズも含めて国内に100カ所、海外に300カ所のホテル開業を目指している。
同社は「独自の冷暖システムを導入しているため、エアコンを設置しておらず、部屋は静かで風がないことが特長。家具や寝具にもこだわり、良い目覚めを意識した空間になっている」と話している。
2018年12月4日発行