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博多区奈良屋町に初の開発拠点   東京都のフロム・ソフトウェア 10月中旬


 ゲームソフトの企画開発、販売などの株式会社フロム・ソフトウェア(東京都渋谷区、安田善巳会長)は10月中旬、福岡市博多区奈良屋町に初の開発拠点を開設する。来年1月業務開始予定。
 政令指定都市から開設拠点の候補を探す中で、福岡市は若年層の人口が増加していることや交通アクセスが優れていることなどから決定したもの。若い人材を雇用し、より高品質で創造性を生み出す開発基盤の構築を図る。名称は「フロム・ソフトウェア福岡スタジオ」。場所は通称昭和通り沿いの「博多蔵本太田ビル」8階。事務所面積は215平方mで、ゲーム用3Dデータの制作を中心とした開発スタジオとして使用し、東京本社と一体でコンテンツ開発を手掛ける。当面は5人で運営していくが、3年後をめどに20~30人体制を目指す。現在、背景3DCGデザイナーやキャラクター3DCGデザイナーなどを募集している。
 同社は1986年11月設立。資本金は2億6850万円。2015年3月期売上高は30億円。従業員は236人。