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博多区大博町に10階建・88室の女子学生寮を建設中   東京都の共立メンテナンス    オープンは4月1日


 東京都千代田区外神田2丁目の株式会社共立メンテナンス(石塚晴久社長)は、福岡市博多区大博町に10階建の女子学生寮を建設している。完成は3月下旬、オープンは4月1日。
 場所は県道602号(通称・那の津通り)沿いの築港本町交差点近くで、名称は「ドミトリー福岡3」。敷地面積は約450平方メートルで、延べ床面積は約3,300平方メートル。居室は21平方メートルの洋室88室。各部屋に机、ベッド、本棚、クローゼット、冷蔵庫、洗濯機、照明器具、IP電話などの家具類を完備し、ユニットバス、トイレ、ミニキッチンも設置。共用施設は食堂、エレベーター、キッチンコーナー、駐輪スペース。 寮長寮母が常駐し、朝夕2食の食事、宅配便などの代理受け取り、防犯・防災管理などのサービスを提供する点が特徴。食事は朝食が午前7時から同8時半、夕食は午後6時半から同10時半まで利用できる。家賃は月額8万2,000円。

 南区三宅1丁目の男子学生向け寮をリニューアルオープン 
 また、同社は4月1日、同市南区三宅1丁目に5階建の男子学生寮をリニューアルオープンする。
 既設の建物を改装してオープンするもので、名称は「ドミトリー大橋」。場所は西鉄・大橋駅南側徒歩約10分の光徳寺近く。居室は12.5平方メートルの洋室80室。「ドミトリー福岡3」と同様に家具類やバス・トイレを揃えているが、ミニキッチンは設置していない。また、寮長寮母が常駐し、朝夕二食の食事などのサービスも同様に提供し、家賃は月額六万八千五百円。
 同社は1979(昭和54)年9月設立、資本金は35億500万円。従業員は準社員含め約3,000人。学生・社員寮、ワンルームマンション、研修センター、ビジネス・リゾートホテル、スパなどの運営を主な事業とし、05年3月期の売上高は約400億円。寮事業では、学生向けの「ドミトリー」シリーズと単身社会人向けの「ドーミー」シリーズを全国で合わせて300棟以上を展開している。九州では91年7月に福岡市博多区博多駅前2丁目に九州支店を設置。同支店管轄の「ドミトリー」「ドーミー」シリーズとしては、福岡に10棟、佐賀に1棟、広島に1棟の計12棟1,100室を展開し、熊本市内でも4月オープン予定の「ドーミー熊本」を建設している。