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博多区大博町にペット関連と美容専門学校を4月開校 滋慶文化学園、東京の滋慶学園 学生数は計1500人


 専門学校運営の学校法人滋慶文化学園(福岡市博多区石城町、覚野博夫理事長)らは〇四年四月、博多区大博町に建設中の専門学校二校を開校する。
 那の津通り沿いの敷地約七千平方メートルに、滋慶文化学園が運営する「福岡エコ・コミュニケーション専門学校(仮称)」(専修学校認可申請中)、東京の滋慶学園(東京都江戸川区、浮舟邦彦理事長)が運営する「福岡ベルエポック美容専門学校(仮称)」(専修学校認可申請中・厚生労働大臣指定美容師養成施設指定申請中)の二棟を建設、今月中に完成し、来年四月開校する。
 「福岡エコ・コミュニケーション専門学校(仮称)」は、滋慶文化学園「福岡コミュニケーションアート専門学校」(FCA)で開講しているエココミュニケーション科を分離・拡充して、新たに開校する。定員は、エココミュニケーション科が一千百八十人(二年制・昼夜間部計)、エコマスター科が四十人(一年制・昼間部のみ)。ペット調髪ほかペット関連サービス、海生動物関連サービス、自然レクリエーション指導などの技量を習得する。「福岡ベルエポック美容専門学校(仮称)」は東京校、札幌校に続く三校目で、美容師科(二年制・二百八十人、昼間部のみ)、メイクやネイルアート、エステティック機器実習などを設けたトータルビューティー科(二年制・四十人、昼間部のみ)講座を予定している。
 滋慶文化学園は一九九六年三月設立、教員数九十人、生徒数三千四百人、同グループの福岡法人として、福岡コミュニケーションアート専門学校(FCA)、福岡スクールオブミュージック専門学校(FSM)、福岡医健専門学校の三校を運営している。
 滋慶学園は一九七六年四月設立、全国に医療・デザイン・福祉・環境・美容分野の専門学校を、グループ計三十三校(〇四年四月現在)展開する滋慶グループの中心で、教員、事務など含め従業員は約千五百人。

2003.10.28 発行 週刊経済より