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博多区堅粕の宿泊施設が開業 ミヨシアセットマネジメント


4~5人利用で平均1万円

地場大手賃貸仲介、三好不動産(福岡市中央区今川1丁目、三好修社長)のグループ会社でサブリースなどを業務とする㈱ミヨシアセットマネジメント(同区天神2丁目、笠清太社長)は1月20日、博多区堅粕3丁目に宿泊施設を開業した。
木造2階建て10室で、22~24㎡の客室を4~5人が利用できるレジデンスタイプのホテル。同社が所有するアパートを建て替えたもので、将来的にはアパートへの用途変更も容易にできるという。名称は「N.33Hakata KTKS」。博多駅から徒歩約15分の立地で、客室には3点独立の浴室・洗面所・トイレや、エアコン、テレビ、冷蔵庫のほか電気ケトル、ドライヤー、タオルなど通常のホテル備品もそろえ、2階の5室には洗濯機も備えている。各室2段ベッドを2組設置しており、そのうち4室は下段の1台がダブルベッドで5人の宿泊が可能。料金は時期によって変動するが平均1万円程度という。インバウンドやファミリー、グループでの利用を想定しており、稼働率8割を目指す。ホテルは無人で、博多駅近くの「ホテルレセプション」でチェックインや鍵の受け渡しをする。また車での来訪も見込まれることから近隣に専用駐車場の準備を検討しているという。

2020年2月11日発行