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博多区古門戸2丁目にIT活用宿泊施設の第5弾 リクリエ
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訪日外国人向けに最大6人宿泊可の部屋も
ホテルの企画や民泊運営・管理代行業の㈱リクリエ(福岡市博多区博多駅前4丁目、中西孝行社長)は3月1日、同市博多区古門戸町2丁目にITを活用した宿泊施設「グランドベース博多」をオープンした。
これは2020年内にIT活用の宿泊施設・スマートホステルを全国50棟展開する一環で、その第5弾。場所は昭和通り沿い、日刊工業新聞社西部支社の北東側。建物は重量鉄骨造り3階建て。全3室で、訪日外国人に人気のメゾネット式の最大6人宿泊可能な「スーペリアスタジオ」を2部屋と最大2人まで宿泊できる「スタンドスタジオ」を1部屋用意する。定員は14人(同伴の子供含む)。宿泊客はフロントに置いたタブレットで自動チェックインが可能で、入室時はスマートロックに暗証番号を入力し開錠する仕組み。客室には高速無線Wi‐Fiのほか、4カ国語に対応したタブレット端末を備える。同社では「“暮らすように旅をする”と“Tech Plus Hospitality”をテーマに、今後も快適かつテクノロジーによる最大のおもてなしを提供していきたい」と話している。
同社は2016年2月設立。資本金2000万円、従業員18人。宿泊施設・民泊物件のサイト「Airbnb」の運用代行をはじめ、ホテルの企画やIT技術を駆使した無人宿泊施設の全国展開を目指している。また、昨年7月には積水ハウスと「最先端のIT技術を駆使した宿泊施設」に関する包括業務提携を締結し、これまで博多区に1棟、中央区に3棟をオープンしている。
2019年3月5日発行