NEWS

  • 地域

博多区博多駅東3丁目の6階建てビルが8月末完成 熊本市の西部電気工業 熊本との2本社体制に


 熊本市の電気通信設備業・西部電気工業株式会社(笠原正昭社長)が福岡市博多区博多駅東三丁目に建設していた六階建て事務所ビルが、八月末に完成する。
 福岡地区での拠点ビルとして建設していたもので、完成後は福岡支店、福岡設備事業所など福岡市内四カ所に分散している営業部署を集約化するとともに、総務、経理、営業、施工各部門の一部を移管し、熊本との二本社体制となる。場所はホテル、ハイアット・リージェンシー・福岡の近くで、敷地面積は約五千三百九十平方メートル、延床面積は約七千二百平方メートル、太陽光発電システムを導入するなど環境にも配慮したインテリジェントビル。総投資額は約十三億五千万円。
 同社では「市場規模の大きい福岡での営業体制を強化したい」としている。
 同社は一九四七年設立、資本金は十六億円、NTT関連の電気通信設備工事業をメーンに、最近では太陽光発電システムや水処理施設などの新規事業にも取り組む。売上高は約五百億円。従業員数は約千二百人。

2003.08.20 発行 週刊経済より