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博多区博多駅前二丁目に讃岐うどん店 オーエイシー 6月中旬にオープン


 押し花電報台紙製造の株式会社オーエイシー(福岡市博多区博多駅南四丁目、大久保威臣社長)は六月中旬、博多区博多駅前二丁目にセルフサービスの讃岐うどん店をオープンした。
 同社の外食事業の一環。場所は通称「大博通り」沿い、「ホテル日航福岡」そば。店舗名は「むさんこ」で、店舗面積は百十二平方メートル、客席数は四十八席。営業時間は午前十一時から午後十二時までで、従業員数は十五人(社員一人)。客単価は五百円前後、初年度の売上見込みは六千五百万から七千万円。うどんの麺は香川県高松市のサンヨウフーズ株式会社と提携し、毎日直送のものを使用する。メニューは「かけうどん」(小・百円、中・二百円、大・三百円)で四万十川の岩のりを練りこんだ「青海苔入りジャコ天」などトッピングが十五種類。ほかにも、「ぶっかけ」、「釜揚げ」などベースが九種類、おにぎりやドリンクなどサイドメニューが十種類ほどある。
 同社では、「博多駅周辺なのでサラリーマン、OLが主体の店。単価が低いので、効率よく回転することが課題。つゆは煮干しやかつお薄味でさっぱりしており、福岡の人が好む麺にからむつゆに仕上げた」と話している。
 同社は一九八五年八月設立、資本金は六千百八十万円、売上高は三十 七億円(二〇〇一年六月期)。従業員数は六十八人。
 大久保社長は長崎県出身で、一九四四年十月五日生まれの五十八歳。長崎県立大村高校卒、趣味はゴルフ。

2003.06.10 発行 週刊経済より