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博多区住吉3丁目に本社移転 サンビット


生産性向上図る

産業用ロボットや3次元シミュレーションソフトの開発などを手がけるサンビット株式会社(福岡市博多区博多駅前3丁目、中野健次社長)は4月24日、同区住吉3丁目に本社を移転した。

前事務所が入居していたビルの老朽化のため。場所はこくてつ通り沿いの住吉神社北東、「オヌキ新博多ビル」3階。事務所面積は約142平方mで前事務所面積の162平方mより狭くなるものの、前事務所から徒歩2分と近く、立地条件が良かったことから同所を選んだ。本社常駐スタッフは営業、開発に携わる約20人。「自分たちがつくる自分たちのオフィス」をコンセプトに、スタッフが壁の塗装やインテリアコーディネートを手がけ、自由な席で仕事ができるフリースペースも設けた。

同社は「こくてつ通りの街路樹や住吉神社の緑と木目デザインを基調としたインテリアで、ぬくもりのある空間になった。居心地よく、働きやすいオフィスにすることで生産性の向上につなげたい」と話した。

同社は1991年設立。資本金3000万円。売上高は8億7500万円(17年3月期)。佐賀市高木瀬町に事業所、同市久保泉町に工場を置く。従業員数75人。

2017年5月30日発行