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博多区住吉3丁目に死装束専門サロン ルーナ


着物やドレスなど約25種類を展示

衣装の製造卸小売の㈱ルーナ(福岡市博多区住吉3丁目、中野雅子社長)は6月1日、本社内に死装束(しにしょうぞく)専門サロン「さくらさくら」をオープンした。

死装束とは、納棺の前に故人に着せる衣装。2006年から同衣装をネット上で販売してきたが、関西や四国地区から「実物を見たい」との要望が増えたためオープンしたもの。場所は「住吉通り」沿い、福岡芸術センター5階の一室。展示商品は一般的な白装束ではなく、デザイン性のある着物やドレスなど約25種類を揃えている。価格帯は3万円から25万円で、ベールや数珠などは5000円から。サロンは事前予約制で対応時間は午前10時から午後5時まで。中野社長は「現在、九州や関西地区を中心に来客がある。予約いただければ営業時間外でも対応可能」と話している。

同社は1968年創業。94年1月設立。資本金1500万円。従業員4人。中野社長は福岡市博多区出身。1964年生まれの53歳。福岡雙葉学園高校‐香蘭女子短期大学被服科デザインコース卒。趣味はミニシアターでの映画鑑賞。

 

サロン内観

2017年8月8日発行