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博多区住吉の福岡拠点をリノベーション 東京のUSEN‐NEXT HOLDINHS
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週刊経済2022年2月15日発行
情報通信業の㈱USEN-NEXT HOLDINGS(東京都品川区、宇野康秀CEO)は2月7日、福岡市博多区住吉1丁目の福岡拠点をリノベーションしオープンした。
同グループでは働き方改革の一環として、2018年6月から自由な働き方を推奨する「ワークスタイルイノベーション」と名付けた人事プロジェクトを開始。同7月には東京本社を港区から品川区に移し、分散していたグループ企業の拠点を集約するとともに地方拠点オフィスのリノベーションに着手した。福岡オフィスのリノベは昨年10月から着手し、札幌、横浜、名古屋、仙台、広島に次いで6拠点目。キャナルシティビジネスセンタービルに入居していることから「U BASE CANAL」とし、完全フリーアドレスにより働く場を選択できる空間と同グループが提供するDXの最新商材を体験できるショールーム(約80㎡)を併設した。フロア面積は従来と変わらず約850㎡。丸みを帯びた曲線の建物を生かし、中央にプロジェクターやサイネージを配置した交流スペース。周囲を囲むようにミーティングにも利用できるコミュニケーションスペースやソロスペースを設置した。そのほか18席のコールセンターやロッカールームを備え、短時間ミーティングを推奨するため完全個室の会議室は1部屋のみ。同オフィスの勤務社員数は109人(2月7日現在)で総座席数は136席。同日開所式があり、平川智一USEN営業本部九州支社長は「キャナル=運河とあるように、オフィスへの通路は河をイメージしており、九州から全国にビジネスを発信していく。自身で働き方をカスタマイズしてこのオフィスを最大限に生かしてほしい」と挨拶した。
同社は2009年設立、資本金9610万円、㈱USEN、㈱U-NEXT、アルメックスなど24グループ企業で構成する。