博多区住吉のデイサービス施設を事業譲受　社会福祉法人たかとり福祉会

Tag:

週刊経済2023年6月13日発行号

医療ケア必要な子を受け入れ

社会福祉法人たかとり福祉会（福岡市早良区西新５丁目、権藤光枝理事長）は５月１日、訪問看護事業の㈱マイケア（同市博多区住吉３丁目、野田洋子社長）が同区住吉４丁目で運営する子どもデイサービス施設の事業を譲受した。
医療ケアが必要な子どもを受け入れる施設で、マイケアから譲受の打診を受けた。スタッフはそのまま引き継いだ。施設名は「アムナスキッズ だいすき」から「ありすの家こどもデイサービス博多」に変更し、同業態ではグループ３カ所目。場所は「博多駅前４丁目」交差点南西側、「住吉メディカルビル」４階。フロア面積は５１㎡で指導訓練室、相談室、手洗い設備、事務室を設けている。利用対象は人工呼吸器や経管栄養などの医療的ケアを必要とする０歳児～未就学児（児童発達支援）と小学生～１８歳未満（放課後等デイサービス）で定員は一日５人。現在１１人が利用している。スタッフは管理者と理学療法士が各１人、保育士と送迎ドライバーが各２人、看護師３人。利用料金は障害の程度による。営業時間は午前９時～午後５時でサービス提供時間は午前１０時～午後４時。同社では「送迎は車いす対応の福祉車両なので、乗車時の医療ケアにも対応する」と話している。
同法人は２００４年９月設立。従業員１２人。権藤理事長は今年４月に就任。