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博多区中洲5丁目に西日本支社開設 北海道のファームノート


西日本エリア初進出

酪農・畜産向けに牛群管理システムの開発・提供を手掛ける㈱ファームノート(北海道帯広市、小林晋也社長)は10月2日、福岡市博多区中洲5丁目に西日本支社を開設した。西日本エリア初進出で、札幌市、東京に次いで3拠点目。

北海道を中心とする東北エリアの酪農家向けに提供を進めていたが、国内の半数以上の肉用牛を飼養する西日本エリアの畜産農家からの問い合わせが増加していることから、導入エリアの拡大を図る。酪農・畜産向けの牛群管理システム「Farmnote(ファームノート)」は、繁殖予定や牛群の移動履歴、血統などの個体情報をタブレットやスマートフォン上で確認できるのが特長で、ノートへの記入が主流だったチェック作業を効率化するシステムとして導入を進めている。場所は中洲太洋映画劇場向かい、アクア博多5階のレンタルオフィス内。事務所面積は約30㎡。スタッフは4人。高野桂護西日本支社長は「拠点開設を機に、広範囲の農家に対し生産性向上や効率化のお手伝いを進めるとともに、西日本での積極採用による雇用創出を通して、微力ながら地域活性に貢献していきたい」と話している。

同社は2013年11月設立。資本金は1億1640万円。

2017年10月24日発行