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博多区中洲2丁目に新店舗オープン なだ万


同社初のテラス席も併設

日本料理の㈱なだ万(東京都新宿区、野原優社長)は7月5日、福岡市博多区中洲2丁目に国内26店目となる「なだ万 蒼宮(そうきゅう)」をオープンする。
同社は1996年にグランドハイアット福岡の5階に「福岡なだ万」を開業、今年5月末に閉店した。今回、カジュアルな雰囲気も備えた新店舗展開により従来の顧客に加え、若い世代や訪日外国人の取り込みを図る。場所は国体道路沿い春吉橋東交差点角、G─CUBE NAKASUの9階と10階。
大きな窓と解放感あるテラス席から、博多の蒼い空と夜景を一望することができるのが特徴。10階はダイニング席9卓(36席)、テラス席6卓(24席)で、天井にはLEDビジョンを設置し、その時々の空の表情と四季の移ろいを映像で楽しめるほか、なだ万レストランでは初となるテラス席を設け、アラカルトメニューのほか九州産和牛や鹿児島黒豚などを使ったテラス席専用のグリル料理も提供する。9階は個室エリアで個室5部屋(30席)、テーブル席2卓(12席)で、結納・顔合わせや接待などプライベート利用向けのつくりとなっている。このほか、定番メニューやなだ万伝統料理、九州ならではの食材を使用したメニューに加え、和風ピザやハンバーグステーキ、焼めしなど若者や訪日外国人向けにアレンジしたメニューも提供する。営業時間はランチが11時30分~14時30分、ディナーが17時30分~22時。
同社では「高級感あふれるモダンで落ち着いた店内で、宮殿(パレス)のような特別な空間として、お客さまの大切なひと時を過ごしていただきたいという想いでこの名を付けた」としている。
なだ万は天保元年(1830年)創業。1951年設立。資本金は4100万円。2014年12月からアサヒビールのグループ会社に。日本料理店の経営、惣菜・弁当販売を主業務とし国内25店舗、海外6店舗を展開。売上高は約150億円。従業員数は約1300人。

2019年6月25日発行