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博多区中洲1丁目に市内4店舗目となる直営店 鬼が島本舗 オープンは11月13日


 飲食店「博多めんちゃんこ亭」などを経営する株式会社鬼が島本舗(福岡市博多区豊一丁目、米濱裕次郎社長)は、十一月十三日、博多区中洲一丁目に市内では四店舗目となる直営店をオープンする。
 場所は、国体道路沿い、「新中洲ビル」東隣り。店舗名は「博多めんちゃんこ亭 中洲店」。敷地面積四十三平方メートルで、客席数はテーブル、カウンター合わせて二十席。内装は、アンティークの雨戸などを使用した昔懐かしい雰囲気になるという。予想平均客単価は八百五十~九百五十円、初年度売上目標は四千八百万円を目指す。
 メニューは、既存の店舗で提供している「めんちゃんこ類」に加え、新たに改良したとんこつラーメン、数週間寝かせて作るタレに国産鶏を漬け込んだ空揚げ、おでんや「なめらかプリン」など中洲店オリジナルメニューも取り揃える。スタッフは二十人(うち正社員二人)。
 米濱社長は「『エイジレス&イヤーレス』をコンセプトに、幅広い年齢層の方に、長く利用してもらえるような店にしたい。将来的には天神・博多地区での出店も視野に入れているので、次のステップへのモデル店になれば」と話している。
 同社は一九七六年十一月設立、一九七〇年三月創業、資本金二千万円、従業員六十一人(うち正社員四人)現在、オリジナルうどん店「博多めんちゃんこ亭」を福岡市内で三店舗、ニューヨークで二店舗、ハワイで一店舗展開。また、ニューヨークでは、和風居酒屋「ONY」 、フレンチと和食を融合した創作料理屋「鬼が島」、とんかつ専門店「かつ濱」、持ち帰り寿司店「Sushi‐Tei」の四形態も展開している。
 米濱社長は長崎市出身、一九七二年二月三日生まれの三十一歳、和光高校卒―カナダ・マーギル大学留学、趣味は音楽鑑賞。

2003.10.28 発行 週刊経済より