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博多区上川端町にITの専門学校を開校 東京の大原学園
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週刊経済2022年4月26日発行
一期生104人が入学
学校法人大原学園(東京都千代田区西神田1丁目、中川和久理事長)は4月1日、福岡市博多区上川端町に「福岡情報ITクリエイター専門学校」を開校した。
国内でのIT人材不足を受け、九州・福岡での人材育成・輩出を目指す。場所は地下鉄空港線「中洲川端」駅北東側、「博多座」そば。校舎は新築の鉄骨造り地下1階・地上10階建て。敷地面積は383㎡。延べ床面積は3138㎡。3~10階に21教室を設置している。設置学科は、プログラマーやシステムエンジニアを育成する「情報IT学科」(2年制と3年制・各定員30人)と「ゲーム・クリエイター学科」(3年制・定員60人)。
情報IT学科は、2年制でプログラム言語やシステム開発などについて学び、3年制ではAIやIoTなどの高技術を身につけるカリキュラムとなっている。同学科では全員にノートPCを貸与する。ゲーム・クリエイター学科は、ゲームプログラミングやCG・映像制作などのスキル習得を目指す。同学科では制作会社で使用するスペックのマシン・ダブルモニターを導入し、現場に近い環境を整えている。一期生として、104人(情報IT学科3年制31人、同2年制33人、ゲーム・クリエイター学科3年制40人)が入学した。中島敏明校長は「即戦力で活躍できるスキルを修得してもらうために、企業でのインターシップや業界関係者との連携授業など、学校以外の学びの場も提供していきたい」と話している。
同法人は1979年設立。基本金1329億円。グループ校112校。