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博多区上呉服町に焼き肉店 カムラックフューチャー


週刊経済2021年8月10日発行

初の飲食店展開

ITに特化した障害者就労支援事業などを展開するカムラックグループで新規事業開発を手掛ける㈱カムラックフューチャー(福岡市博多区千代4丁目、賀村研社長)は8月2日、同区上呉服町に焼き肉店をオープンした。飲食店展開は初。
店名は「焼肉 賀牛(がぎゅう)」。食料問題の解決につながる代替肉を食べてもらう機会を作りたいという思いから、通常の肉に加えて代替肉のメニューを提供する。代替肉は現在開発中で、今年中の提供を目指している。場所は御供所通り沿い「Fukuoka Guesthouse HIVE」の西向かいにある2階建て建物。2フロアの単独店舗で、店舗面積は約80㎡。営業時間は、ランチタイムが午前11時半〜午後2時半、ディナーが午後5時〜9時(コロナ特別措置の期間は短縮営業)。ディナータイムの客単価は5千円を想定している。スタッフは8人でスタートしており、グループ内で運営する障害者就労継続支援A・B型事業所などの利用者(社員)も積極的にアルバイト採用などを進める。
賀村社長は「世界中の穀物の半数近くが食用の家畜のえさになっていることにより起きている食糧難など社会課題に向き合ってもらうきっかけづくりをしたい。ぜひ足を運んでいただきたい」と話している。