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博多区上呉服町に九州営業所を移転拡張  東京の日本ベッド製造    ショールームも開設


 家庭用ベッドやソファーなどのメーカー、日本ベッド製造株式会社(通称・日本ベッド、東京都大田区池上5丁目、宇佐見壽治社長)は10月8日に九州営業所を福岡市中央区港3丁目から博多区上呉服町に拡張移転し、同24日に全国5カ所目となる福岡ショールームを開設した。
 手狭になった営業所の拡張移転に伴いショールームも開設し、百貨店から家具売り場が減少する中、一般ユーザーやハウスメーカーを対象に実際に商品を体感してもらう機会を増やす狙い。場所は大博通り沿い、呉服町交差点東角地の呉服町ビジネスセンター3階。床面積は営業所含めて139平方m。ベッド13台のほか、羽毛布団や枕、カバー、ライトテーブルなどを展示する。「ショールームで体感する眠りの空間」をコンセプトに、照明やカーテンでベッドコーナーを暗めに設定し、来店者に就寝時を実感してもらえるように工夫している。定休日は火・水曜日。営業時間は午前11時から午後6時まで。安東享九州営業所長は「来店者は現在、1日平均1組で、30代~50代が多い。1日5組~10組に来店いただけるよう、より営業に注力し、認知度を上げていきたい」と話している。
 同社は1926年5月創業。1946年8月設立。資本金3億920万円。国内で最も歴史のあるベッドメーカーで、皇室や迎賓館に納品実績のあるメーカーとして知られる。九州営業所は1964年9月開設。従業員数3人。安東所長は福岡市南区出身。1965年8月21日生まれの49歳。福岡大学法学部卒。