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博多区の新築オフィスビル運営管理を受託 日本商業不動産保証


週刊経済2021年8月10日発行

敷金減額保証サービスを活用

不動産賃貸保証サービスの㈱日本商業不動産保証(東京都港区、豊岡順也社長)は、12月に完成する博多区の新築オフィスビルの運営管理を受託した。
アイシグリーンシステム㈱(春日市春日3丁目、石下秀臣社長)が博多区店屋町に建設している8階建てオフィスビル「店屋町Project(仮称)」で、敷金減額保証サービスを活用したリーシングからテナント入居後のマネジメントなど、同ビルの運営を受託。入居を希望する企業は、日本商業不動産保証の審査を経て、入居時に預け入れる敷金の全額を同社の保証に置き換えることで、預け入れる敷金をゼロにまで減額することが可能となるという。
同社では「入居企業にとっては、敷金を減額することで入居時のイニシャルコストを抑えられる点がメリットととなり、浮いた資金を事業資金に活用できる。一方で、オフィスビルのオーナーにとっては、コロナ禍で空室率が高まっている中、敷金を減額することで他の物件との差別化を図り、物件競争力が高まることによる空室率の減少が見込める」と話している。